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こんにちは、ハルショーです。


今回は、輸入ビジネスで重要になってくる資金繰り(キャッシュフロー)についてお話します。


資金繰りを改善させるために


輸入ビジネスで大きく稼ぐためには、より多くの資金を使って仕入れを行なう必要があります。


しかし、仕入れ量が増えるほど支払いの量も増えるので、いかに支払いに間に合わせつつ利益を確保していくかとという問題になってきます。


売上げだけ上がっても利益がなければ資金は増えませんし、利益が上がっても売上げが足りなければ資金がショートします。


資金繰りがしっかりできていないと、あっという間に手元から現金がなくなるというのが輸入ビジネスの難しいところでもあります。


そこで僕自身の経験から、資金繰りを改善するために有効な方法についてです。


(1)借り入れをする

(2)不良在庫を売る

(3)利益率を上げる

(4)回転率を上げる

(5)損切りのルールを決める

(5)直接取引を増やす


それでは詳しく見ていきます。


(1)借り入れをする


これが6つの中で最も有効です。


現金が豊富にあれば、支払いに慌てることも減り、商品の容易な値下げも不要になります。


金利がかなり低いこともあるので、日本政策金融公庫からの融資はオススメですね。


他には地方銀行や信用金庫、都道府県や市町村の融資制度、商工会の融資制度等が選択肢に挙がってくると思います。


また当然ながら、借り入れを行なう大前提として返せる見込みがあることです。


借金は利息が付いてくるものですから、自分の月商、利益率、在庫の回転具合などを見て返済計画を立てるようにしましょう。


(2)不良在庫を売る


即効性についてはこれが最も高いです。


長く売れていない在庫を安く売り切ってでも現金化してしまうことです。


赤字を出すことは精神的なダメージを伴いますが、長く売れないものは、あえて仕入れたのでなければリサーチミスなので潔く損切りをしてしまいましょう。


(3)利益率を上げる


例えば、1万円の利益を出すために、


3万円で売って1万円の利益が出る商品(利益率33%)と

10万円で売って1万円の利益が出る商品(利益率10%)とを比べると


前者の方が明らかに支払いのハードルは低いです。


つまりキャッシュに比較的余裕ができます。


資金をフルに使って仕入れるようになったら、利益率を向上させていくようにしましょう。


(4)回転率を上げる


長期在庫があればあるほどキャッシュは失われますので、商品を早く売って回転させていくことは必須です。


僕は仕入れに関しては『回転率』は意識しています。


原則的に「1ヶ月以内に売れるもの」を仕入れるようにしています。


利益率や利益額が大きければ3ヶ月待つつもりで仕入れることもありますが、これは例外に限ります。


(5)損切りのルールを決める


損切りというのはなかなかできないと思います。


しかし、いつか売れるかもしれないと淡い期待を抱くよりも、早く損切りして資金を回していく方が賢明です。


そこで損切りのルールを独自で作るようにしましょう。


僕は『3ヶ月売れなかったら損切り』というルールにしています。


3ヶ月で売れなかったら、1円出品等で損切りして現金化してしまいます。


(5)直接取引を増やす


ヤフオクで売ったお客様との関係を深め、欲しい商品をお聞きして、メールなどを直接売っていく方法です。


これも効果的な方法です。


直接取引は買っていただくことが確定の上で仕入れができるため、無在庫販売と同じになり、売れ残るリスクがなくなるからです。


特に高額商品の直接取引が決まると資金繰りが非常に楽になります。


まとめ


以上のことが、大まかな資金繰りを改善させる方法になります。


これだけ見ると、輸入ビジネスが難しく感じられるかもしれませんが、
基本的に『早く売れて、利益も取れる』商品をリサーチできていればちゃんと売れていくので、過度に恐れることはないです。


自分を信じて輸入ビジネスをやっていきましょう。



以上が、輸入ビジネスで重要になってくる資金繰り(キャッシュフロー)についてお話します。