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isolated-1052504_640こんにちは、ハルショーです。


今回は、「目標達成のための思考方法」について説明をします。


目標を達成したい時に使うのはもちろんのこと、人生に迷いが生じた時なども道しるべとなりうるので、ぜひ今後の人生に活用してください。


まず、物事を進めていく際の思考方法には、大きく分けて2種類の考え方があります。


それは、「逆算思考」「積み上げ思考」です。


逆算思考


逆算思考とは、ゴール(目標)を先に想定して、そこに到達するために今やるべきことは何か、どのように進めて行くかを逆算してプランを考える思考方法です。


この、思考方法は普段の生活から何気に使っていることと思います。


例えば、あなたが旅行に行こうとしたときに、まずは目的地を決めるはずです。

仮にハワイに行くと決めたとしましょう。これがゴール(目標)ですね。

次にハワイに行くために何が必要かを考えます。

・飛行機の予約をしよう
・ホテルはどこにする?
・パスポートの申請もして来よう
・ハワイでは何をしようか?

などなど。


ゴール(目標)に向けて何が必要なのか、いつまでに何をしなければいけないのかが見えてきます。


そして、その一つ一つを着実にこなしていくはずです。


このように、逆算思考は最初に到達したいゴール(目標)、理想がありそこに向けてひたすら頑張っていくようになります。


明確なゴール(目標)があるため、モチベーションの維持がしやすく、生産性の向上に役立ちます。


逆算思考で大切なことは、最終的に到達点であるゴール(目標)の設定です。


そして、ゴール(目標)を設定するにあたり、必ず明確な数字と期限を設けてください。


これをしないとゴールまでの道のりがあやふやになってしまい、最短での目標達成が難しくなってしまいます。


例えば、「3ヶ月で10kgのダイエット」と目標にしたとします。

・2ヶ月後には8kg減
・1ヶ月後には5kg減
・そのためには今週は何をするべきか?
・今日は?


このように、明確なゴール(目標)を設定することで、それを達成するために必要な「1ヶ月後の目標」、「1週間の目標」、「1日の目標」が見えてくると思います。


あとは、これを実践していくだけですね。


積み上げ思考


ゴールを明確に描くことなく、物事を進めながら実際に積み上がったものが最終的な成果となるという思考方法です。


積み上げ思考は、ゴール(目標)を明確にすることがなく、身の丈に合った思考をするので堅実的と言えます。


現代のように不景気で、先行きが不透明な時代においては、物事の決定事項も外的な要因で流れが変わってしまうことも多く、それに柔軟に対応していけるのが、積み上げ思考となります。


積み上げ思考のデメリット


ゴールの設定をしないため、その環境において柔軟に対応できるという利点もありますが、大きな飛躍が期待できないという難点もあります。


逆算思考では、ゴールを決めてしまえば、そこに到達するためのがむしゃらな努力が出来ますが、積み上げ思考では、その場その場での対応のため、想定の範囲内で終わってしまうことが多いです。


逆算思考と積み上げ思考はどちらが必要?


逆算思考と積み上げ思考、僕はどちらの思考も大事だと思っています。


要するに、どんなことにおいても大事なのは、バランスです。


どうしても達成したい目標があるのであれば、逆算思考を使って物事の順序立てをするべきだし、積み上げ思考のように環境に合わせて、柔軟な対応が必要なときもあります。



これからの時代は、今まで以上に、逆算思考と積み上げ思考をバランス良く使い分ける力が必要になってきます。


ぜひ、あなたもこの2つの思考をバランス良く使い分けることで、今後の人生をより良いものにしていきましょう。