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copywriterこんにちは、ハルショーです。
 

ブログやSNSといったWEB上での文章を書くとき、文章を書き慣れている人でも、うまく書けないことは意外と多いものです。
 

今回は、WEBで文章を書くにあたり、最初に理解しておくべき5つのことについてお話するので、このことに気をつけながら、文章を書いていってください。


ブログに上手い文章は必要か?


ブログやSNS、WEBでの良い文章は、あなたが会社で作成するようなビジネス文書、また雑誌、書籍の文章とは違います。
 
WEBでの文章作成やコピーライティングで最も大切なことは、

読み手に興味・関心を持たせることです。
 
WEBでは記事の中身の濃さ、内容の良さよりも先に、読み手に興味・関心を持たせる工夫が必要になります。
 

ビジネス文書や書籍等にはうまい、上手な書き方があります。
 

しかし、WEBではそのような書き方をするとまず上手くいきません。
 

WEBではいわゆるうまいとか上手といった文章は必要なく、むしろこれがコピーライティング上達の邪魔になる可能性があります。
 

WEBでのコピーライティング上達の秘訣は、

「読み手に興味・関心を持たせる」

このことを常に念頭においてください。
 

このことがわかれば、多くの人がコピーライティングを勉強しようとして、上手くいかない理由がわかり、あなたはコピーライティングを学ぶときに、何を意識すれば良いかがわかります。


コピーライティングの本当の意味での重要性


ネットビジネスにおいて、コピーライティングがなぜ重要なのかは何度かお伝えしました。
 

ただ、多くの人はこのことが頭ではわかっていますが、本当の意味では、わかっていません。
 

ちょっと勉強・練習すれば、コピーライティングをマスターできると思っています。
 

確かにコツをつかめば、ある程度の形になって、それなりの文章が書けるはずです。
 

しかし、コピーライティングの最終的な目標は、商品を購入してもらうことであり、それなりの文章を書くことではありません。

そのことはしっかりと理解するようにしてください。
 

コピーライティングには、私たちが普段使っている言葉やルールとは、違ったルールがそこにはあります。
 

僕も含め、言葉というものは日常において特に細かいことを意識して使っていないと思います。


また、いくらWEBでの文章やコピーライティングを学ぶとはいえ、改めて言葉を客観的に見ることは、恥ずかしさもあり、抵抗があるはずです。
 

ですが、コピーライティングは、学んで訓練を繰り返さなければ、身につくことはありません。
 
自分の言葉を客観的に見る
 
これは今後、コピーライティングをやっていく上で大切なことなので、常に意識するようにしてください。


WEBでのコピーライティングと本の文章・ビジネス文章の違い


冒頭でもお話しましたが、WEBでのコピーライティングでは、「上手い文章」を身につける必要はありません。
 

むしろ、それがWEBでの文章上達の邪魔となってしまいます。
 

一方、書籍や雑誌、ビジネス文章では、ある程度、普遍的なルールがあります。
 

たとえ、ビジネス文章が得意であっても、ブログやSNSでのコピーライティングで必要とされる文章が書けることとは別の問題となります。
 

では、なぜWEBでのコピーライティングスキルと本・ビジネス文章はイコールではないのか?
 

その理由は、そもそもこの両者が読まれるキッカケがまったく違うことにあります。


ブログはなぜ読まれる?


本を読んだり、会社でビジネス文章を読むときのことを少し思い出してください。
 

おそらくあなたはその本を読もうと思ってから、本を読むはずです。
 

おそらくあなたはそのビジネス文章を読みたくないかもしれませんが、読まなければならない理由があるので、読むはずです。
 

つまり、本・ビジネス文章について、それを手に取ったときから、あなたは読むべきものとして考えています。
 

自分が本を読むとき、あるいはビジネス文章を読むとき、最初から「読む」という目的を持ってそれらを手にしています。
 

なので、本やビジネス文章は手にした以上は、全部ではないですが読まれる場合が多くなります。
 

それでは、ブログやSNSの文章も同じようなことが言えるでしょうか?
 


ここでは例として、あなたがブログを読むとき、どのように読んでいるか?そのプロセスを考えてみましょう。
 

あなたはブログを探すときどのように探していますか?
 

おそらく検索ページをなんとなく眺めていて、目立ったタイトルのブログ等をクリックするはずです。


また、facebook等のSNSでも友達がある記事をシェアしていたものや、タイトルを眺めていて、なんとなく惹かれたものを読むはずです。


さらに最初から情報収集をしようと目的をもって、ニュースアプリを使っていても、やはり、なんとなくタイトル名で気になったものをクリックします。
 

このような感じで読んでいるのではないでしょうか?
 

これら3つの共通点は、「なんとなく」とか「たまたま」ということですが、いずれも興味・関心をもったから読みに行く、クリックしているということです。
 

多くのアクセスを集めるブログ記事、SNSの記事は、偶然そうなっているわけではなく、「読者はなんとなく検索ページを眺めているだけ」ということをブログやSNSの投稿者がわかっている上で、ブログ記事のタイトル等、一番最初に読者が目にする部分に興味・関心を持たせるようにライティングしています。
 

その結果、読者を自分のサイトに誘導しているのです。
 

僕たちが何かのブログ等を読んでいるときは、自分の意志でそれを読んでいるというよりは、そのブログの作成者にその記事等に興味・関心を持つように仕向けられています。
 

読者の僕たちは「読まされている」のです。


たくさんのアクセスを生むブログを作るためには?


ここまで話をしてきたように、ブログ等のWEBでのコピーライティングでは、本やビジネス文章とは異なり、初めは記事の中身の良さよりも、タイトルで読者に興味・関心を持ってもらうことを考えることが、最初のステップとなります。
 

さらにタイトルに興味を持ってもらった後、記事の書き出しで読者をさらに引き込むことが次のステップです。
 

自分のサイトにアクセスを呼び込むためには、SEO対策などの技術的なことを無しにすれば、ブログ記事のタイトルで、読者に興味・関心を持ってもらったブログにするということです。
 

さらにタイトルに続く、記事の書き出しを読んでもらえるか、ここのライティングで読者の興味・関心をアップさせることが次に考えることになります。
 

もちろん、せっかく自分のブログに来てもらっても、その記事の内容が薄っぺらいものでしたら、すぐに読者はページを閉じてしまいます。
 

ここで確認ですが、ブログの内容はとても大切です。


決して内容は意味のないものを書いても良いというわけではありません。
 

ただ、アクセスを集める、自分のブログに来てもらうということだけであれば、内容そのもの以上に興味・関心を読者に持ってもらうためにも、「ブログ記事のタイトル」の重要性は非常に高くなります。
 

また、書籍の文章にしてもビジネス文章のようなうまい・上手な書き方はブログでは通用しません。
 

なぜなら、特にビジネス文章のようなすっきりとした説明文・報告文では、タイトル、書き出しで、読者の興味を惹くということにはならないからです。
 

その結果、当然、事務的な文章の意味合いが強くなります。
 

ビジネス文章は、相手に読んでもらって、必要最低限のことを伝える。
 

これが目的です。


これさえできれば、立派に役目を果たしたことになります。
 

しかし、こういった目的の文章ではタイトル等を含めたすべての部分において、業務に関連したこと以外で、読者から興味・関心を惹くことはできません。


コピーライティング書き方のまとめ


ネットビジネスでブログを使う人は多いですが、特に自分で何かを書くことに自身を持っている人ほど、とにかくしっかりとした内容、構成を意識してブログを書こうとします。
 

そして、そういった場合の多くは、ビジネス文章の書き方をそのままブログでも応用することを考える人が多いです。
 

それはそれで良いのかもしれませんし、誰もが、すぐにできるようなスキルではありません。


素晴らしいライティングのスキルを持っているのは間違いありません。
 

ただ、その書き方をしていては多くのアクセスを呼び込むブログは作れません。
 

ここまでお話をしてきたように、以下の2点を考えて、ブログを書き始めることを意識してください
 

・どうすれば、読者を自分のブログに引き寄せることができるか?
記事タイトルで興味・関心を持たせる


・どうすれば、サイトに来てもらった読者に最期まで読んでもらえるか?
記事の全般的な内容以上に、タイトルの次の書き出しで読み手を惹き込む




以上が、コピーライティングを書くために理解すべきことの説明になります。