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こんにちは、ハルショーです。今回は、需要と供給についての説明をします。
前回の記事で基本的なオークファンサイトの使い方と、相場の確認方法について説明しましたが、今回はそこからさらに詳しく、「需要」と「供給」の調べ方について説明します。
オークファンサイトの使い方についてはこちら
オークファンのデータから需要と供給の状況をしっかりと見ることができれば、不良在庫を抱えるリスクが軽減できますし、より確実に利益に繫げていくことができるようになります。
需要と供給における価格の関係性
まず、「需要と供給」と「価格」の関係性について説明します。
需要と供給が価格によってどう変わっていくかを下記のグラフを使って説明します。
価格を縦軸、数量を横軸にすると、需要と供給の関係性はこのようになります。
供給数（数量）が少なければ、価格は高くなる。
供給数（数量）が多くなると、価格は安くなる。
経済の話などでよく用いられる曲線ですが、ヤフオクでもこの曲線の傾向は多くあります。
つまり、需要数よりも供給数が多い商品を仕入れてしまうと「価格」が下がる傾向にあるので、赤字になってしまうリスクがあるということです。
このことを念頭に置きながら、オークファンで需要と供給を調べていきます。
需要と供給の調べ方
今回は「NIKE AIR JORDAN 1.5 HIGH THE RETURN」というスニーカーのデータを使って説明していきます。
まずは、この商品をオークファンで検索します。
検索結果ページが表示されます。
このキーワードで過去30日間で落札された商品数は、21件ありました。
次に、「開催中のオークション」から現在の供給数を確認します。127件の出品があります。
この場合、供給数が需要を大幅に上回っています。
しかし、この商品は、色（カラー）とサイズでも種類分けが必要です。
色やサイズ、型番などにバリエーションが無い商品であれば、単純なキーワードで検索した結果に出てきた需要数と供給数で判断して良いですが、そうでない商品の相場を確認するためにはさらに絞って検索していく必要があります。
サイズや色のある商品に注意
先ほどの商品について、さらに色やサイズを絞って検索します。
今回は最初のキーワード「NIKE AIR JORDAN 1.5 HIGH THE RETURN」に色とサイズ「赤黒 10.5」を追加して検索し直します。
色とサイズを追加したところ、過去30日の落札件数は4件、落札価格相場は、約16500円程でした。
それでは次に、現在ヤフオクに出品されている商品数を確認します。1件しかありません。
つまり、この「NIKE AIR JORDAN 1.5 HIGH THE RETURN 赤黒 10.5」という商品は、過去30日の落札件数は4件、現在ヤフオクに1件出品されているので、この商品をあなたが16000円以上で売りたいと考えた場合、出品すれば1ヶ月以内で落札される商品と見ることができます。
入札履歴から需要を確認する
最後に、入札履歴から需要を確認する方法について説明します。
ここでは例として、「NIKE AIR JORDAN 1.5 HIGH THE RETURN CHICAGO US11」という商品の履歴から確認したいと思います。
商品の詳細を表示したら、赤枠の「入札履歴」をクリックします。
入札履歴は、「入札者の順位」と「すべての入札履歴」を確認できます。
「入札者の順位」を見てみると、20000円以上の入札をしている人が4人います。
そして、この商品は現在ヤフオクで出品されていないので、20000円以上で落札したいと思っている人が、あと3人はいると見ることができます。
つまり、あなたがこの商品を20000円で売って利益が取れる額で仕入れることができれば、3個は高い確率で、売ることができるということです。
このように、オークファンで詳細なデータを見ることができるようになれば、仕入れ商品の精度は高くなっていきます。
以上が、需要と供給についての説明になります。
