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こんにちは、ハルショーです。


今回は、入札数に騙されないためのお話をします。


【リサーチの注意点】入札数「1」


まず、リサーチの注意点としてはいくつかありますが、その中でも特に初心者が騙されやすいのが『入札数』です。


オークファンを見ている際に、入札数が「1」で落札されている商品を見かけないでしょうか?


これには3つパターンがあります。

(1)即決価格で落札された

(2)オークション形式の出品だが、入札が1件だった

(3)値下げ交渉での落札


今回、注意して欲しいのは、(3)の値下げ交渉での落札です。


これは「値下げ交渉」機能を使って落札された可能性が高いです。


落札日から120日間はヤフオク上にもデータが残っているので、その場合は入札履歴を確認してみます。






上の画像のように「交渉価格」と表示されていれば、
オークファンでの価格が例えば50000円と表示されていても、
実際はそれよりも低い金額で落札されています。


出品者・落札者以外はこの金額を知ることはありません。


入札数が「1」の場合は値下げ交渉が成立している可能性を常に疑うようにしてください。


【リサーチの注意点】入札数が多い


次の入札数に関する注意点としては、数字上の入札数が多くても、
実際に競り合っている人数が少ない場合があるということです。


例えばこちらの入札数「148」の商品。





入札履歴を確認すると、実際の入札者数は11人であることがわかります。






入札数148に対して11人というのは、わりと標準的な数字ですが、ここで気をつけるべきは、その11人がどの程度の価格差で争っているのかということです。



今回例に出した商品は、実際に僕が出品していたものになりますが、即決15万円に対して11万7千円で落札されており、正直なところ、10万円ぐらいまで上がればいいなと思っていたので、十分な結果と言えます。


そしてこの商品の場合だと、上位4人までが10万円以上の入札、1人が10万円近くまでの入札をしています。


つまりこのオークションでは、希望する10万円まで5人が争っていたことになり、今後同じ商品を販売しても他の4人が争う可能性が高いので、10万円までは価格が上がるだろうと予測を立てることができるのです。


これとは別のオークションの場合、いくら入札数が多かったとしても、上位2人だけが感情的にヒートアップしてその一時だけ入札を競い合ったというパターンもあります。


このように『2人がたまたま値段を競り上げた』場合はよく注意してください。


今後同じ商品を仕入れたとしても、同じ金額まで上がる可能性は低く、非常にリスクが高いです。


まとめ


入札数に関しては以上のことに気を配りリサーチを進めるようにしてください。


ただし、あくまでもケースバイケースです。


例えば入札数が「1」であってもその値段で多くの出品者が繰り返し販売していれば、「値下げ交渉」を使う出品者ばかりではないので、それを相場と見なして良いですし、


競り上げた人数が「2人」でも、それよりも過去のデータで同じような値段で何度も売れていれば、たくさんの人が欲しがっているということなのでその値段を相場として考えていけます。



疑いの目を持ちつつリサーチは柔軟に行ないましょう。



以上が、入札数に騙されないためのお話になります。