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こんにちは、ハルショーです。
今回は自分に自信を持つためにセルフイメージを書き換えていく方法のお話をします。
ビジネスで成功するするためには、自分に対するセルフイメージはとても大事になってくるので、ここでお話したことを、今後に活用していってください。
セルフイメージとは?
セルフイメージとは、自分が自分をどう思っているか?
もっと具体的にいうと、自分のことを自分でどのようにイメージしているか?です。
つまり自分に対する自己評価になります。
セルフイメージが高いということは自分に自信があるということであり、
セルフイメージが低いということは自分に自信がないことと一緒です。
ここで重要なこととして、セルフイメージのお話をするときは、主に2種類の『意識』があることを理解しておいてください。
それは顕在意識と潜在意識です。
それではそれぞれどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
顕在意識
顕在意識というのは、今自分から見た自分の現状です。
つまりその現状から自分がどのような人間かを意識的にイメージしているわけです。
例えば、
・私は年収300万円のサラリーマンです
・私はパートで生計を立てているシングルマザーです
・私は無職の引きこもりニートです
・私は○○起業家です
・私は将来のために頑張っている学生です
このようなものが顕在意識となります。
人それぞれ顕在意識が高い、低いはあると思いますが、ここでは顕在意識から見たセルフイメージは捨ててください。
それはなぜか?
顕在意識は自分の意識できる範囲内であるため、現状としてセルフイメージが低い状態にある人が、セルフイメージを顕在意識で捉えてしまうと、決して高い状態にはならず、低いままの状態になります。
ではどのようにセルフイメージを変えればいいのかという事ですが、ここで潜在意識を利用します。
潜在意識
潜在意識というのは、無意識の状態のことです。
例えば、あなたにどうしても直せない癖があるとして、「私はいまこういう理由でこの癖をしようとしている。この癖をするためにはこうこうこうして・・・」などと考えないですよね?
気付いたときには、癖をしている自分がいるか、もしくは癖をしている自分にすら気付けていないかもしれません。
これが無意識の領域です。
この自分の無意識の領域に潜在意識を利用したセルフイメージを刷り込むわけです。
例えば、「私は年収300万円の人間です」でなくて、「私は年収2000万円の人間です」、このように強く信じ込むわけです。これは一種の思い込みですね。
でも実際は年収300万円だし、年収2000万円です!なんて言えない。ウソをついているのと一緒じゃないかと思われるかもしれません。
確かに、年収2000万円です!と単純に言葉だけを、自分に言ってるだけ、思っているだけでは、絶対に年収2000万円にはなりません。
いつまで経っても、確実に年収300万円のままでしょう。
ここで、潜在意識についてわかりやすい事例があるので、紹介したいと思います。
これは、サッカー日本代表「本田圭佑」選手が小学校のときに書いたものです。
「将来の夢」
ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。
だから、今、ぼくはガンバッている。
今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。
一年間の給料は40億円はほしいです。
プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人が、このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。
一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。
セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし10番をもらってチームの看板です。
ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。
この得点も兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることが、ぼくの夢です。
出典:https://matome.naver.jp/odai/2137061759032983301
本田圭佑選手がこれを書いた15年後にどうなったかは皆さんご存知の通りです。
これを見てもらえばわかるように、彼は小学校時代から潜在意識に語りかけていたことがわかります。
おそらく、この作文を書いたとき、周りの人たちには笑われたかもしれません。所詮、子供の絵空事だと思われたかもしれません。
しかし、彼は潜在意識の力を使って、技術の習得に励み、足りない事を補い、努力したはずです。
それだけではなく、言葉の選び方人の付き合い方に至まで、無意識は入念に行動して、彼を成功に押し上げた事でしょう。
そして、今日において誰もが認めるスターとしての道のりを歩んでいます。
先ほどもお話しましたが、人間には顕在意識と潜在意識の2つの意識が存在します。
実は個人的にセルフイメージをポジティブな方向に変えたつもりでも、結局は元通り、または逆に大きな損失を被る恐れがあります。
自分は年収2000万円だと本気で潜在意識に信じ込ませる作業を行なっていない限りは、いつまで経っても、年収300万円のままだし、一時成功できたとしても、結局は年収300万円に元通りとなるのです。
このぐらい潜在意識の力は大きいのです。
夢や目標を叶えたい思いは強いのに、思い通り叶えられない理由はそこにあります。
潜在意識の力は、成功者やアスリートはもちろんのこと、経済的自由な人たちは誰でも活用しています。
お金持ちがいつまでもお金持ちなのは、潜在意識が収入を勝手に操作してくれるからなのです。
つまり潜在意識を上手く使えば、自分が欲しいと思う金額が手に入るし、欲しい現実が手に入るのです。
逆に潜在意識を上手く使えていない人は、いつまでも変わらず、現状から抜け出すことはできません。
実際に想いや熱意はすばらしいのに、思うような結果が出せていない人も多くいます。
その理由は顕在意識はなんとか人生を変えたいと強く考えてはいるが、潜在意識は現状のままでいいと判断しているのです。
つまりセルフイメージは顕在意識で設定しても意味がなく、潜在意識を上手く使うことにより、圧倒的な速さで理想とする未来が手に入ります。
では、どうやってセルフイメージ(潜在意識)を書き換えていくか?
その方法についてお話します。
セルフイメージを書き換える方法
人間には、ミラーニューロンというものがあります。
ミラーニューロンとは、他人の思考や感情に共感する脳内細胞のことを言います。
ものまね細胞や共感細胞とも呼ばれます。
ドラマや映画で悲しいシーンでは、たとえ演技だとわかっていても、感情が高ぶり涙が溢れることがあります。
スポーツ観戦をしていても、手に汗握り興奮していることもあります。
これがミラーニューロンによる働きです。
実際に自分が体験していなくても、ミラーニューロンが活性化して、脳の中で同じように再現します。
実際に、体験したときに活動する細胞が、同じように働くのです。
ミラーと名づけられているのも、見たものを脳内に鏡のようにに映し出し、自分の中で再現しているからです。
まったく違う家庭環境で育った男女が結婚して夫婦生活を続けていると、顔が似てくることがありますが、これもミラーニューロンの働きだと言われています。
ここからもわかるように、僕たちは自分が思っている以上に周りの影響を受けています。
自分がどんなものを選んで見ているか、どんな環境を選んでいるかが重要です。
いつもよく会う5人の平均年収が自分の年収とほぼ一致していると言われています。
これは、周りと同じような思考・行動をとった結果からです。
なので、セルフイメージ(潜在意識)を変えるには、付き合う人間を変えるしかありません。
具体的には、理想の現実をもっている人間と接する時間を増やして、そうでない人間と接する時間を減らすようにします。
例えば、あなたの理想が年収2000万円であれば、年収2000万円以上の人と会う機会を増やします。
反対に、愚痴のはけ口となっている飲み会には行かないようにします。
そうすれば、自然とセルフイメージは高まります。
もし周りに理想の人がいないのであれば、本や教材でも構いません。
自分が尊敬する人の本を読むことで、その人の思考をインプットできます。
セルフイメージを書き換える方法は、他にもたくさんありますが、一番は人間関係を変えるなど、環境を変えてしまうことだと思います。
自分を変えるためには、他の犠牲が伴うことは仕方のないことです。その犠牲が伴っても自分を変えたいと強く思うのであれば、ぜひ今この瞬間から環境を変えることを始めてみましょう。